近年、老後資金や資産運用、お金の勉強などで投資を始める方が増えてきているとはいえ、FX取引はほかの金融商品と比べると「難しい」「ハイリスク」とイメージされている方が多く「現在FX取引をしていないがFX取引に興味がある、20~69歳の男女1,000名」を対象とした、今後FXを始めるとしたらどんな取引スタイルで行いたいかという調査によれば、今後FXを始める場合の理想の取引スタイルとして、FXへの取り組みは「手軽にやりたい派」80%、「腰を据えてやりたい派」20%となったようです。
これは、株式会社外為どっとコムが、インターネット上での意識調査アンケート【投資に関する調査】として実施した結果内容なのですが、気軽にFXに取り組みたい層はけっこういるのですね。
購入タイミングについては「定期購入派」39%、「スポット購入派」61%となり、20代では「定期購入派」と「スポット購入派」がそれぞれ50%と、全体と比較して「定期購入派」が増えているようで、その一方で、50~60代は「スポット購入派」が68%という結果になっているのだとか。
職業別でみると、公務員の55%、学生の72%が「定期購入派」を選択し、自営業者の75%、無職・定年退職者の76%が「スポット購入派」を選択しているようで、やはり年代・職業別に購入タイミングでの違いが出ているのですね。
利益の上げ方については「安定コツコツ派」78%、「ハイリスク・ハイリターン派」22%となり、ある程度想定内の数値となっているようですが、男女別でみると「安定コツコツ派」を選択する女性の割合が86%と高い結果となり、やはり女性のほうが堅実な方法を選択するようですね。
また自分で購入したいか?という問いに対しては「お任せ購入派」と「自分で購入派」がそれぞれ5割となっているのですが、性別で見ると男性は「自分で購入派」60%、「お任せ購入派」40%であるのに対し、女性は「自分で購入派」43%「お任せ購入派」が57%と、男女で正反対の結果となったようです。